2009年12月24日木曜日

東村山ふるさと歴史館


特に見たいものがあるわけでは無かったのだが、暇で運動不足だったので行ってみようかという感じで。見学後は「え、これで終わり?」というのが正直な感想。故郷の町立歴史民俗資料館って実はけっこうレベルが高かったのだなあと実感してしまった。

掛川城

掛川城本丸


掛川城御殿


帰省もただ普通電車を乗り継いでいくだけではつまらないが、本格的な観光もちと疲れる。どこか沿線でお手軽に立寄れるスポットはないかと探したところ、掛川城が引っかかった。
掛川城と言えば、大河ドラマで一時期話題になった一豊&千代が一時期本拠地としたところ。天守閣は当時のものはなく平成になって再建されたものだが、よくある鉄筋コンクリート+史実完全無視ではなく、往時の外観を重視した木造というのがポイント。当日はいい天気で、浜松市やら富士山やらがよく見えた。
もう一つの売りは、二条城、川越城、高知城と並んで御殿が残っていると言うこと。二条城みたいな豪華な建物を期待するとがっかりしてしまうが、数少ない当時の建築物なので貴重なのは間違いない。川越に言ったときは御殿が修築中で見損ねたので、今回生御殿を見られてまあ良かった。

出雲大社前駅


全国鉄道スタンプラリー

いつかに行われたイベントにあわせて作られたものらしい。けっこう一畑電鉄の看板的な駅だし、趣のある駅舎なんだから独自のものを一つくらい作ればいいのに。
電鉄出雲市~大社前が、あの距離で960円というのはちょっと運賃が高い?

旧大社駅


国鉄民営化の際に廃止になった旧大社線の終着駅。路線は廃止されたが、1924年築の駅舎は国指定の重要文化財という立派なもので、往時をしのぶ資料館的なものとして残されている。
全体的にメンテナンスが十分とは言えず、豊富な展示も若干色あせている感じ。歴史を感じさせるということもできるが、やはりもうちょっときれいにしたほうがいいような。暗くなってからだと人形に襲われそうで怖い。

鳥取駅


風紋の芸術鳥取砂丘の駅

松江への旅行の途中に、ジャスコで食料調達に途中下車しただけなので砂丘は見ていない。

松江駅


水に彩られた城下町の駅

松江城と出雲大社の見物を目的にした旅行にて。松江城は良かったが、出雲大社は正直いまいちだった。

2009年12月11日金曜日

武蔵小金井駅


駅舎と桜

「開かずの踏み切り」で名をとどろかせた駅だが、中央線高架化に伴ってそれも解消。駅舎も当然新しくなるし、駅周辺の再開発もセットで行われて、街が大きく変化していくようだ。桜が有名らしい。

立川駅


駅舎と電車

多摩地方の中心都市の座を八王子市と争ってる?立川市の中心駅。東京地方裁判所や拘置所が八王子市から移転してるところをみると、こっちのほうが優勢なのかな。まあ近いしね

スタンプは多分「中央線開通120周年記念スタンプラリー」かなにかのために設置されたもの

江戸東京たてもの園


公式キャラクター「えどまる」 冬バージョン


光華殿(ビジターセンター)

 東京都全域から失われそうな建物を移築して展示している施設。江戸東京博物館の分室という位置づけのようだ。対象は江戸時代の農家から大正時代の銭湯やら邸宅までけっこう時代・ジャンルとも幅広い。ボンネットバスや東京の路面電車の車輌まであったり。「高橋是清邸」で「二・二六事件発生の部屋」なんてのまで見学できるのはちょっと感激する。

 このたてもの園もそれなりに広いのだが、べらぼうに広い小金井公園の中にあると小ぶりなものに見えてしまうから不思議だ。一つか二つを除いて全ての建物の内部を見ることが出来る。暖房の入ってるのは食堂・休憩室になってる一軒だけで、しかも内部見学の時は靴を脱ぐので冬は避けたほうが無難。じっくり見ると半日くらい?

 よく似たコンセプトの施設としては、愛知県犬山市の明治村がある。こちらのほうが建物の数も多いし、貴重さということを言うなら重要文化財クラスも数多い。ただ、あっちは交通の便があまり良くないし入場料が1600円もするから・・・。ちょっと気軽に行こうというには苦しい気がする。それに比べて江戸東京たてもの園は西武新宿線花小金井駅・JR中央線武蔵小金井駅からすぐで入場料も400円とお値打ち。企画展ごと、季節ごとに訪れてもいいくらいだ。ま、3月で東京を去るからもう訪れることもないだろうが。

2009年11月25日水曜日

南浦和駅


さいたま市文化センター・ゴリラ公園
「ゴリラ公園」というのは外郭環状線の高架下に造られた公園で、巨大なゴリラの像は目が数分後とに動くのだそうだ。なぜさいたま市の公園にリアルな巨大ゴリラなのか、なぜ「目が動く」という微妙なギミックに金をかけるのか、全てが意味不明。今計画されるとしたら、「事業仕分け」で1秒でカットされそうな計画だ。

2009年11月8日日曜日

鶯谷駅


寛永寺とウグイス

スタンプはあっても台紙が無いので「きらきらうえつ号」のパンフレットに。
山手線の中では利用客が最も少ない駅なのだそうだ。確かに、駅に着いたときにこんな小さい駅なのかと軽く驚いた。それでも一日当たり23000円だから我らが地元の駅の8倍もあるわけで・・・
地名はウグイスの鳴き声にちなむが、現在はほとんど聴くことができないらしい。上野公園なんかあれだけ自然があるのだから居ても良さそうなもんだが

2009年11月1日日曜日

国際展示場駅


「関東の駅百選」認定

名前の通り国際展示場(東京ビッグサイト)の最寄駅。
「屋根が半透明なテフロン幕で、幌馬車をイメージさせる駅」というのが百選に選ばれた理由だそうだが、このあたりは何か「幌馬車」と関係のある地区なのかな。そういうのに金を使うんだったら、やたらと高い運賃を何とかしろよと思う。

北浦和駅


埼玉県立近代美術館

至近の場所に北浦和公園があって、その一角にこの美術館がある。黒川紀章の設計で、常設展にピカソやモネの絵を備えるというかなりレベルの高い美術館だ。やはり関東の都市は違うな。

2009年9月28日月曜日

東海道御油の松並木資料館


弥次喜多 ?

江戸時代の五街道の一つ東海道には各所に防風雪・日よけなどのために松並木が整備されていたが、明治以降は伐採されたり枯れたりで大部分が無くなってしまった。豊橋市御油附近にはその松並木の数少ない生き残りがあり、並木と御油の宿場町に関する展示をしている資料館がある。内部は狭いながらも松並木に関する展示のほか当時の宿場の復元模型・伝馬制に関する文書資料などなかなか内容が豊富だ。

2009年9月27日日曜日

転車台


武豊線はもともと貨物鉄道として建設されたもので、当初は現在の武豊駅からこの転車台があるところまで路線が伸びていた。その後現武豊駅以降は廃止となり、転車台も朽ちるに任されていた。しかし、平成11年に地元の小学生の手紙がきっかけで復元が決まり、現在は屋根付きのちょっとした広場のようになっている。

吉良町資料館


忠臣蔵のせいですっかり極悪人とされてしまった吉良義央だが、地元では名君として慕われていた。吉良町は今でもその辺にわだかまりがあるようで、もらったパンフレットの文言からもその辺のことが読み取れたり

博物館酢の里


酢のトップ企業で、各種調味料や納豆などにも展開を図るミツカンの企業博物館。本社の隣にある。見学は無料だが、事前の申込が必要。内部には江戸時代末期から現在に至るミツカンの酢作りの歴史が展示されていて、ガラス越しではあるが実際に酢を作っている現場も見ることができる。

博物館周辺には運河沿いの黒壁の建物、戦前にミツカングループの銀行本店だった建物などが立ち並び、酢の匂いとあいまって独特の雰囲気を醸している。これらは外だけ昔のままで、内部は全て近代的な設備と入れ替えてあるようだ。

しかし、今年の7月になって半田の工場設備を縮小・廃止して栃木等に移管するという発表が。博物館は維持する方針とはいうが、今後どうなるのやら。

廻船問屋武田家

スタンプ一つ目。当時使われていた帆船



スタンプ二つ目。枠が丸から四角になっただけでデザインは基本的に一緒

常滑市で江戸時代末期から明治初期にかけて廻船問屋の大手だった瀧田家の住宅を資料館にしたもの。帆船を4隻持ち、米などの物資の江戸~京・大阪間の輸送を行っていた。

内部には当時使われていた帆船の模型、船箪笥・金庫などけっこう豊富な展示がある。

2009年9月13日日曜日

東海市立郷土資料館・平州記念館

細井平州の顔

市内の古窯出土の鬼瓦

 知多半島の最北にある東海市は江戸時代の儒学者細井平州の出身地で、郷土資料館と平州記念館がセットになっている。儒学者といっても机上の理論だけの人ではなく、米沢藩主上杉鷹山に招かれて財政再建に貢献するなど、実務家としての才能も持ち合わせていた。

 米沢藩上杉家というのは、大河ドラマの天地人で話題の上杉家の子孫(養子をもらった関係で景勝と血縁はない)。ドラマの余慶が知多半島にも及ばないものかな。

東海市立平洲記念館・郷土資料館

半田市鉄道資料館

JR武豊線の国鉄時代の資料を、狭苦しい室内にたくさん陳列してあった。隣接する場所にはc11蒸気機関車も展示されていた。今はsl・展示資料ともに半田駅横に移転している

半田市/半田市鉄道資料館

2009年8月22日土曜日

建長寺


パンフレットに押したもの。

鎌倉市内には建長寺以外にも名の通った寺社がたくさんあるのだが、いちいち小額の入山料を払わなければならない。ちと面倒だし、小さいところはまあいいかとなってしまいがちだ。まとめて割引になるチケットなどあればいいのにと思ったり

高山市政記念館


明治28年から高山町役場(昭和11年から市役所)として使用されていた建物。高山市政の移り変わりに関する資料が展示されていたが、さほど興味がもてなかったのでスタンプを獲得して早々に退散した

2009年8月21日金曜日

一乗谷朝倉氏遺跡

朝倉氏遺跡出土駒


朝倉氏家紋

諏訪館跡庭園

山城の石製鬼瓦

越前に栄え織田信長に打ち滅ぼされた朝倉氏の本拠地一乗谷の遺跡。

朝倉氏が滅亡した際に織田氏に完全に焼き払われ、その後越前支配の拠点となるが、まもなく一向一揆に奪取される。柴田勝家が一揆を滅ぼした後は北庄に拠点が移り、一乗谷は自然に帰っていった。

繁栄していたところを信長に一瞬で全て焼き払われ、その後放置というのが良かったのか、良好な状態で保存されているようだ。建物の礎石のみが展示されているところと建物も復元されているところがあり、内部は当時の生活の様子が再現されている。一乗谷駅近くにはかなり充実した資料館もあって、満足度がなかなか高い。

メインは谷にある城下町と館跡だが、後背の山には一乗谷城の跡もある。気軽に登ってみたら思った以上に急峻かつ分岐点の多い山道で、危なく遭難するところだった

高梁市武家屋敷館


備中松山城の城下(といっても山の頂上にある松山城とはかなりの距離があるが)に2軒の武家屋敷が残っている。中に頭を触ると平伏する人形があって、若干気味が悪かった。日が暮れてからは内部を見ないほうが良さそうだ

高山陣屋


江戸時代天領(幕府直轄領)だった飛騨の代官・郡代の屋敷。明治維新後も県事務所などとして活用されていたため、建物が破壊されずに残ることになった。

建物内部には使われていた当時のことなどを解説したお決まりの展示が。郡代の屋敷ということで、白州と拷問用具の展示なんてのもあった。また、多数の米蔵には飛騨の歴史がかなり詳しく展示されている。

見に行った時はちょうど中国からの団体客もいて、説明を熱心に聴いていた

国盛 酒の文化館


半田市で「国盛」などの日本酒を造る中埜酒造の資料館。酒造り全般について展示し、日本酒の購入や試飲もできる。

酒に限らずアルコール全般が嫌いだが、伝統的な文化は尊重したい

備中松山城


「現存天守閣がある城としては日本で一番高いところにある城」

やけにたくさん条件がつくが、とりあえず日本一。麓から山道を伝って本丸まで登ったが、さわやかな風に吹かれて飲む地元産のお茶はかなりうまかった。

本丸内部の展示は修復作業関連と瓦や木材などで、兜やら名城写真やらがごたごた展示されていないのも好ましい

2009年8月14日金曜日

多度津駅


国鉄になった駅としては四国で最初の駅ということ。多度津港から金刀比羅宮への参拝客を輸送するために造られたと。開業が明治22年だから全国的に見てもかなり早いほうだ

そしてアンパンマン列車

新今宮駅


動物園・新世界・通天閣へとつながる駅

サマーソニック後に泊まった1泊1500円のホテルの最寄駅。「あいりん地区」とかいう場所の最寄駅でもある。近くの安売りスーパーで食事を調達するのに短時間外に出たが、そういう雰囲気は見て取れた。駅・ホテル・商業施設などの中なら何の危険も無いが、うかつに出歩くのはやめたほうが良さそうだ

新居浜駅


これしか見当たらなかった。国鉄時代のスタンプはたぶん駅舎の奥にしまってあるのだろう。「ロールパンナ」というのは初めて見たキャラだ。まあ、最後に見たのが15年くらい前だから新キャラの2、3は出てるか

坂出駅


瀬戸大橋架橋の駅

瀬戸大橋線(予讃線)の四国側の駅。瀬戸大橋線になって交通の重要な拠点になったが、どれくらいの恩恵があったのだろうか

高松駅

源平合戦800年の夢をしのぶ駅

海のすぐそばにある駅。高松城(玉藻公園)の堀にも海水が引き込まれていて、鯛やらフグやらが泳いでいた。城の他にも栗林公園や屋島などがあったが日程の都合上見ずに撤退。

岡山~高松は瀬戸大橋線のマリンライナーでわずかな時間行くことができる。岡山のホテルで「週末はイオン高松へ」というようなCMが流れていて若干驚いた。それは車でいくのだろうが、そんなに身近なのか

そして高松駅のスタンプがもうひとつあった

アンパンマン列車というのが走っているのでそれにちなんだスタンプも各所に設置されている。特に好きなわけではないが、あったので一応

観音寺駅

砂浜に銭形のある駅

粉飾決算などで何かと話題を振りまいた加ト吉の本社がある市。「かんおんじ」と読むことを駅名標を見るまで知らなかった。「砂浜の銭形」というのは実際巨大なのがある。ただ、それを目的に観光するかと言われるとなんとも・・・

伊予西条駅


西日本最高峰石鎚山の駅

wikipediaによると、予讃線の運行上非常に重要な拠点駅らしい。にしては駅設備も周辺も閑散とした感じだったが。隣に「石鎚山駅」があるが、それではなくこちらの駅が最寄駅らしい

姫路駅


世界文化遺産の姫路城

姫路駅のスタンプといったら、もうこれしかないでしょう。名古屋城も空襲で焼かれなかったら世界遺産になれた?

桜島駅


大阪湾の潮風漂う終着駅

サマーソニック09大阪の最寄駅。当日は当然ながら殺人的な混雑状況だったが、何もない日はUSJの従業員がけっこう使ってるらしい。「大阪湾の潮風」が漂っていたかどうかはよく分からなかった

尼崎駅


近松門左衛門ゆかりの歌碑・石碑がある駅

大雨で山陽線の電車が遅延・運休しまくって散々な日に。しかし、「曽根崎心中」なんかは歴史的名作になってるが、今自殺を美化するような作品を発表したらけっこう非難を受けるだろうな。当時もまねした心中が流行したようだが。

2009年8月7日金曜日

高山駅


雅びと歴史ある小京都の駅

まあ古い町並みがあるのは確かなわけだが

その建物はことごとく観光客向けの土産物屋・飲食店などになっていて、なんというか住民の生活に使われているという感じがしない。馬籠・妻籠でも同じ印象を持ったが。それだったら一乗谷とかみたいに当時の生活を再現してあるほうが良かったかな

美濃太田駅


日本ライン下り出発地点の最寄駅

「日本アルプス」とかもそうだが、海外の名所のレプリカであるような名前をつけて喜んでるのはどうなのかと思う。明治時代初期なら外人から褒め称えられて喜ぶというのも分かるが

信濃大町駅


立山黒部アルペンルート

アルペンルート観光の出発駅。朝のかなり早い時間なのにバスに乗る観光客が列を作っていた。

もう一つスタンプがあった。多分国鉄時代のもので、デザインはほぼ一緒だがかなり劣化している